【気学】2024年「甲辰(きのえたつ)年」とは、どのような年になるのか?ーその6
2024年2月4日から、「甲辰」年が始まりました。前々回までは、「四柱推命」の視点から、各自の命式に於いて、干支がもたらす影響について述べました。今回からは、「気学」の視点で述べてみたいと思います。第6回は、「甲辰」年と言う年の年盤が、本命星によって、どう見て行けば良いのか、その見方についてです。本命星が、九紫火星の方を取り上げます。
とうとう、僕の出番です。
僕、本命星が九紫火星です。
どうか、宜しくお願い致します。
南 | ||||
二黒土星・壬子 | 七赤金星・戊申 | 九紫火星・庚戌 | ||
四緑木星 | 九紫火星 | 二黒土星 | ||
東 | 一白水星・辛亥 暗剣殺 | 三碧木星・甲辰 | 五黄土星・丙午 五黄殺 | 西 |
三碧木星 | 五黄土星 | 七赤金星 | ||
六白金星・丁未 | 八白土星・己酉 | 四緑木星・乙巳 歳破 | ||
八白土星 | 一白水星 | 六白金星 | ||
北 |
おお、良く来た、良く来た。
待っておったぞ。
どれどれ、お主は、・・・
ほう、九紫火星は、坤宮(二黒土星)に廻座して、同会しておるな。
コツコツさんを意識してごらん。良い事が起こるぞ。
コツコツさん?
僕、出来ますか?
大丈夫じゃよ。
なぜ、伏羲様が、そう言うのか、簡単に説明しておこう。
坤宮(二黒土星)は、南西に位置しておる。
太陽が、最も天高く輝く時を過ぎた午後であり、また、作物の生育に例えれば、収穫直前の時期でもある。
最後の手入れを行う時期じゃから、丁寧に地道に、物事を行う、と言うことじゃ。
二黒土星の象意は、
地道、努力、女性、家庭、大衆的、従順、生む
などが挙げられる。
わぁ、そういう意味なんですね。
何となく理解出来ます。
道真さんが言ったのは、同会の方じゃ。
では、被同会は、どうなるか?
元々の九紫火星の場所には、2024年は、七赤金星が来ておる。
つまり、七赤金星の影響も、少しは加味せよ、となる。
七赤金星の象意が、
喜び、集まる、飲食、娯楽、金銭、欠け、
などじゃから、こちらの被同会も重ね合わせて考えた方が良いな。
僕の2024年は、
基本は、二黒土星で「コツコツさん」、
時折、七赤金星で「楽しむさん」、
こんな感じの捉え方で、良いですか?
偉いぞ! 良く言った!
そういう短い言葉にすると、一年を通して忘れることは無いぞ。
長い言葉を覚えようと思っても、誰もが出来ることでは無いが、標語のようにして覚えれば良い。
何かの折に、その言葉が、背中を押してくれたり、ストッパーの役目をしてくれる。
青年よ、人生の先は、まだまだ長い。
己の人生に、占いを上手く取り入れて、日々を過ごすんじゃぞ。
そのために、儂らが居る。
へへへ・・・・、何か恥ずかしいけど、嬉しい気もします。
ところで、僕、旅行に行きたいと考えているのですが、今年は、どの方角が良いですか?
以前にも言ったが、
五黄殺、暗剣殺、歳破は、避ける。
本来は、その後、お主の四柱推命の命式、大運、歳運で、「十干十二支」のバランスを考慮して、今年の年盤に当てはめて行くのが、ベストじゃよ。
・・・・・・・・・・・・
ほう、お主は、金気を、もう少し増やした方が良い命式じゃから、年盤、月盤が同じの「4月」に、南の七赤金星は、どうじゃ?
楽しい事が待ち受けておるぞ。
若しくは、11月も良いぞ。
さぁ、ここまで教えたので、後は、お主の行動如何にかかっておる。
頑張るんじゃぞ。
トライアンドエラーは、人生につきもの。
仮説→行動→検証、の精神で、頑張れ!!!!
勇気が出てきました。
本当に、有難うございました。
また、いつか、御報告に上がらせて頂きます。
*****青年が帰った後****
ふぅ、・・・・これで、九星を一巡しましたな。
月命傾斜宮も、一緒に伝えられなかったのは、残念ですな。
なに、なに、・・・・
本命星は、外側の行動面。
月命傾斜宮は、内面の心の動き。
あの子たち9人が、月命傾斜宮を知りたければ、被同会と同じように、
自分の傾斜宮(九星)に、何の星が来ているかを、見れば良い。
道真さんよ。そう気に病むことは無い。
もっと知りたい、だから、自分でも考える、そういう姿勢を、あの子たち9人に持たせるのも、儂らの役目じゃ。
ほれ、日も暮れそうじゃ。
そろそろ、帰るとしようかのう。
それでは、また、会おうぞ。
我先走了!(お先に失礼!)
全く以って、伏羲様は、懐が深い方であられる。
儂も、伏羲様と共に、あの子たち9人の、この1年を見届けていかねばならん。
使命重大じゃ。
また、あの子たち人に会うのが、楽しみじゃ。
それまで、北野天満宮から、見守ることとしよう!