2022年4月2日 / 最終更新日時 : 2022年4月3日 satsuki 京都辛口考 【京都辛口考】吹く風の さそふにほひをしるべにて・・・ 桜の季節となりました。京都では、市内・市外を問わず、桜が咲き誇っています。題名に記した和歌は、後嵯峨院の「吹く風の 誘ふ匂ひを 標にて 行方定めぬ 花の頃かな」を引用しました。風がもたらす花の匂いに誘われて、何処へともなく、歩いてみるのは、花の咲く頃だろうか」と言う意味です。
2020年12月15日 / 最終更新日時 : 2021年1月28日 satsuki 京都辛口考 【京都辛口考】2020年も、後、僅(わず)か・・・となりました。 冬は、つとめて。雪の降りたるは言ふべきにもあらず。斯くの如き清少納言、言へども、雪も降らぬ、氷も張らぬ都にて、女、来年の干支を尋ね、北野天満宮に赴くなり。
2020年9月29日 / 最終更新日時 : 2021年1月30日 satsuki 京都辛口考 【京都辛口考】2020年、京都の秋 月みればちぢにものこそ悲しけれ わが身一つの秋にはあらねどー大江千里(23番)『古今集』秋上・193
2020年8月23日 / 最終更新日時 : 2021年1月30日 satsuki 京都辛口考 【京都辛口考】あぁ、地蔵盆・・・ 京の都の地に於いて、「五山の送り火」の後、各町内にて催される「地蔵盆」。常は、「五山の送り火」の週末に催すこと多し。今年は、直前まで紆余曲折あり。
2020年8月5日 / 最終更新日時 : 2021年1月30日 satsuki 京都辛口考 【京都辛口考】あぁ、大文字までが・・・ 暑き、暑き、京都の盆地より、便りす。本日、 我、京都新聞にて知る。毎年8月16日に行われる京都のお盆の伝統行事「五山送り火」が、今年はコロナウイルス感染拡大防止のため、規模を大幅に縮小して行われることになりたり。
2020年7月1日 / 最終更新日時 : 2021年1月30日 satsuki 京都辛口考 【京都辛口考】祇園祭りのお囃子が聞こえる・・・ 鴨川の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例なし。今年の夏は、コロナ禍によって、祇園祭、例年のように叶わず。
2020年6月23日 / 最終更新日時 : 2021年1月27日 satsuki 京都辛口考 【京都辛口考】物事の裏表・・・ かくありし時過ぎて、世の中にいとものはかなく、とにもかくにもつかで、京都に経る人ありけり。 昨今のコロナ禍によって、多くの物事の有り様、変わりたり。
2020年6月19日 / 最終更新日時 : 2021年1月30日 satsuki 京都辛口考 【京都辛口考】最近のkyoto・・・ いづれの御時にか、老若男女、数多住みける京都に、いとやむごとなき際にはあらぬが、きはめて面白きこと探したる女ありけり。昨今の、京都の有り様に、常日頃よりアンテナを巡らし、思ふこと多々ありけり。
2020年6月13日 / 最終更新日時 : 2021年1月30日 satsuki 京都辛口考 【京都辛口考】梅雨の京都に降る雨は・・・ 梅雨となり、皆様方に於かれては、如何お過ごしなりや?昨日から、本格的な梅雨の雨となりたる京都なり。
2020年4月15日 / 最終更新日時 : 2021年1月30日 satsuki 京都辛口考 【京都辛口考】2020年、京都の今・・・緊急事態宣言に準じた街の様子 夢よりも儚き世の中を嘆きき侘びつつ明かし暮らすほどに、四月十よひにもなりぬれば、京都は、緊急事態宣言都市に非ず。されど、街中は、まるで眠りたるが如き様子なり。