【京都辛口考】2020年も、後、僅(わず)か・・・となりました。
冬は、つとめて。雪の降りたるは言ふべきにもあらず。斯くの如き清少納言、言へども、雪も降らぬ、氷も張らぬ都にて、女、来年の干支を尋ね、北野天満宮に赴くなり。
楼門の前の参道にて写真を撮りたり。

これは、常の「撫で丑」さんなり。
されど、今の時期は、下記の写真の如くなりたり。


賑やかに「前掛け」されたる「撫で丑」さんを見るにつけ、年の瀬の近きを実感す。
楼門も、新年の装いとなりたる。

「丑」さんは、菅公(菅原道真)のお遣ひなり。

本殿の中にても、授与所にて、早や、本日12月13日より「大福梅の授与」始まりたり。
管公、こよなく愛したりし梅ゆえ、多くの参拝者、求めたる。
「梅」は、五行で言う所の「木気ー酸ー肝臓ー温寒で言うならば、温は「梅肉」、平(温寒の中間)は「梅」を指したり。
現在、まだ「水気」強き時期なれど、五行の流れ(水→木→火→土→金→再び、水)を意識するは、大切なりと、我、思ふ。
今年も、後、僅(わず)かとなり、色々思う事ありしが、コロナ禍で失われたもの、逆に得たもの、双方を振り返ること大事なり。
旧暦では、来年の節分より、新たな年が始まると言へど、旧暦、新暦に関わりなく、準備、おさおさ怠りなく新しき年を迎えたきものなり。