【気学】2024年「甲辰（きのえたつ）年」とは、どのような年になるのか？ーその2

おお、今日も、早くから、儂らを待っていたようじゃな。
それでは、始めるぞ。
さて、お主たちは、「廻座（かいざ）」や、「同会（どうかい）」と言う言葉を知っておるか？

ぶはは、・・・字の通りじゃな。
この言葉は、「気学の占術」用語で、九星の推移を見る事を言うんじゃ。
廻座は、九星が動くことを意味する。時の流れによる、その時の居場所に行くことじゃ。
同会は、その時の居場所に於いて、2つの盤を重ねて、九星を判断することを意味する。

2024年で言えば、
「甲辰年は、三碧木星が、五黄土星中宮に廻座（動き）し、後天定位盤の五黄土星中宮と同会する」と言う。
同会は、自発的な出来事に該当する。

逆に、三碧木星の元々の位置（後天定位盤）では、どういう事が言えるか？
「甲辰年は、後天定位盤の震宮（三碧木星）に、一白水星が廻座し、被同会する」じゃな。
被同会は、他動的な出来事に該当する。

同会、被同会の影響する割合じゃが、大体、「8：2」くらいじゃな。同会の影響の方が、主になることを良く覚えておいて欲しいのう。

さぁ、ここからが、個別の運勢についての見方じゃ。
それでは、本命星について、見て行こう。

うむ、その通りじゃ。
暗剣殺は、突発的に己を危うくされるような出来事が起こる、と言うものじゃ。
もし、暗剣殺が無い三碧木星ならば、新規事業、発展、驚き、善行が他人に認められる。
しかし、暗剣殺がある三碧木星ならば、新規事業の挫折、昔の悪事が暴露、噂に惑わされたり、隠れた病気が現れる。

本命星が、一白水星なので、一白水星と三碧木星を重ねて見ると、
新しい事を始めるには、用心に用心して行う。
秘密を守る。特に、女性関係。
行動する際には、くれぐれも注意しないと、後で困る、と言う事となる。

被同会とは、後天定位盤の元々の九星に、何が来ているかを見るんじゃが、
ほれ、2024年は、八白土星が廻座しておるな。

上でも言ったように、被同会は、他動的に「八白土星」の影響を受ける事もある、と読む。
八白土星なので、その象意は、
変化、改革、蓄財運、不動産、親戚関係、相続
などが挙げられる。
本人の気持ちに関わりなく、他動的に、そういう事柄が降ってくる事もあるかも知れん、と言うことじゃ。

本命星が同会する九星の象意と、被同会する象意を、よ～～～～く理解することが、開運の秘訣じゃよ。

と言うことはじゃな、・・・・
四緑木星が同会するので、自発的に、その象意に関する事柄が起こって、影響すると言うことじゃよ。

四緑木星の象意は、
人間関係、社会的な信用、縁談、取引、相談ごと
等が挙げられる。

そういう事柄が起こった場合、丁寧に、積極的に関わって行けば良いんじゃよ。

被同会について言えば、
元々の後天定位盤では、坤宮（二黒土星）の位置に、九紫火星が来ておる。

九紫火星の象意は、
離別、隠していた事柄が表に出る、名誉、華やか、文書、裁判
等が挙げられる。

つまり、他動的に、これらの物事を受け入れざるを得ない可能性がある、のじゃよ。

ふぁふぁふぁ・・・・

お若い二人よ、
占いが明示しているのは、方向性じゃぞ。
その方向性を活かすも殺すも、己の意志と行動に掛かっているのを忘れるでないぞ。
占いの結果の活かし方を、分からないままでは、いくら占っても、良い結果が出んぞ。
占いは、羅針盤じゃ。
指し示す方向を、己なりに上手く取り入れてこそ、良き結果へと繋がるぞ。
占いとの付き合い方を考えつつ、己の人生を生きて欲しいのう。

・・・・活（カッツ）！・・・・
生きて行く上で、色々あって当然じゃ。
グダグダ言うより、占いで出た結果への対処の仕方に、思いを巡らせ、若人たち！

では、次回は、他の本命星の持ち主に役立つ話をしていこう。
お主たちの友人を連れて来なさい。
待っておるぞ。