【気学】2024年「甲辰（きのえたつ）年」とは、どのような年になるのか？ーその1

ほう、お主か、・・・
元気にしておったか？
今日は、何の用じゃ？

ふむ、・・・・人それぞれ、望みは違うのう。
では、「気学」の観点で、今年、為すべき事を伝えようぞ。

上の表が「後天定位盤」、下の表が「2024（甲辰）年盤」じゃ。
天地人、と言う言葉があるじゃろ。
人とは、天の気、地の気の間に存在するもの。
巡り来る時の流れは、各自の命式によって、採り入れ方（影響の仕方）が違うもんじゃよ。

そうじゃ、そうじゃ。
つまり、本命星が、「三碧木星」の人は、中宮＝中央＝ピークを迎える、と読む。
今までの頑張りは、認められる。しかし、俺が、俺が、の気持ちが強くなり、周囲との摩擦を起こしやすい。

うぅ、・・・・
そこから教えねばならんのか。・・・・
気学で運勢を見るための手続きとして、次の4つを分かっておらねばならん。

本命星：生まれた年の年盤で、中央に来ている九星：その人の本質（性格、運勢）、成人以降
月命星：生まれた月の月盤で、中央に来ている九星：その人の成人までの特徴、行動
日命星：生まれた日の日盤で、中央に来ている九星：その人の隠れた本質、幼年期
月命傾斜宮：生まれた月の生月盤に、自分の本命星が、どこに位置しているか：精神面での傾向

特に、大事なのは、本命星と月命傾斜宮の、2つじゃ。
この2つをしっかり理解していくのが、運勢を読み解くこととなる。

はい、はい、横から、お邪魔しますよ。
四柱推命でも、気学でも、先天運、後天運がありますな。
元々の命式が先天運、時の流れが後天運。

道真さんが言うておられる「本命星」は、その人の表面的なもの（行動・言動）を表す。
「月命傾斜宮」は、その人の隠された内面的なもの（本人自身も気づかない精神の在り様）を表す。
故に、巡る時の流れを見る際に、両方をチェックせねばならん。

おお～～～、伏羲様ではありませんか。
お久しぶりです。
この者たちへの御助言、有難うございます。

それは、次回からにして、今回は「甲辰」が、中宮（中央）に来ている話をしようかのう。

但し、甲と辰の関係は、「木剋土（もっこくど）」なので、「土気」は、上（木気）から押さえつけられ、養分を吸収される関係でもあり、逆に、「木気」にとっては、地面から地上に現れようとして反発し、伸びて行こうとする関係でもあると読む。
つまり、次の新しい何かが、何とか世に出ようと奮闘する様と言えよう。

そういう「甲辰」の気が、中宮に来ている。世の中全体を、上の説明のような気が覆っている。
そして、「三碧木星」が、中宮に居るので、様々な新しい出来事が、音（噂、口コミ、インターネット、電波）を通じて、はっきり分かる形で出現すると言うことじゃ。中には、掛け声倒れもあるかも知れん。
何事も、用心が肝心じゃ。

う～～～ん。それは、何とも言い難いな。
2023年のような「癸卯・四緑木星」のような「干支の間が、相生」では無いと言うことだけは忘れんで欲しいのう。
世の中全体と、一人一人の運気は違う。
個別は、次回、どう見ていくかを考えて行こう。