【京都辛口考】2020年、京都の今・・・緊急事態宣言に準じた街の様子
夢よりも儚き世の中を嘆きき侘びつつ明かし暮らすほどに、四月十よひにもなりぬれば、京都は、緊急事態宣言都市に非ず。されど、街中は、まるで眠りたるが如き様子なり。
観光施設の相次ぐ閉鎖に加え、一般の商店も、皆、自粛モードとなりたる処、多し。
本日、所用ありて、外出せしが、目にする商店の類、凄まじき有り様と覚ゆ。
午前9時半過ぎの左京区・銀閣寺参道・・・開いている店は、数軒のみ。
中京区・三条商店街の飲食店
閑散とした街中に、白昼夢の感に囚わるる。
街は、未だ機能していると言へども、この状況が、いつまで続くのか、誠に背筋の寒き思ひすなり。
これを御覧の方々の所も、同様と思はれど、斯くの如き現在に於いて、
今、すべきこと、
今後、すべきこと、
の峻別を、己に問はねば、と、我、しみじみ思ひたり。
諸兄の、健康を望むなり。