【四柱推命】三柱と四柱の違いについて

四柱推命で鑑定する際、生【年・月・日・時】まで、全て分かった上で、鑑定しないと正確な結果が読み取れません。特に、「生時」が、お分かりになられない方が多いです。その場合、「三柱ー年、月、日」で鑑定していく事になりますが、どうしても「生時」が持つ「晩年運、子孫運」が不明になります。また、「生時」が分からないために、「方合」、「三合局」の可否が判断できない場合もあります。

例えば、下記の命式で考えてみます。

1996年 12月 14日 午前6時 東京生まれ 男性

生年月日(三柱の場合)

 
 

一見すると、この方は、「金気」の強い方の様に思えます。

日主の「乙―木気」が「子―水気」と「庚と酉―金気」に囲まれた方です。官星、印星の影響力が大きく、財星がありません。また、「金剋木」の状態とも読め、常に仕事の上で、強いストレスを感じてしまう命式です。

しかし、時柱まで分かっていると、

となりますので、上記のようには言えません。強弱はありますが、五行の全てを命式に持ち、日主が時支の「卯」と通根しているので、仕事に対しても、何とかやり遂げる事が出来ます。この方の場合、木気や水気が巡って来た時が、チャンス到来となります。

三柱と四柱の鑑定の違いが、判っていただけたでしょうか?

御自分の生時を、確認しておられない方は、是非、母子手帳等で確認してください。

その際、生時は、「分」までは要りません。~時に生まれた、と言う時間帯で十分です。生時の干支の割り出しは、2時間単位で行うからです。但し、2時間ごとの時間帯の狭間に生まれた場合、誕生地による時差が生じますので、注意が必要です。