【四柱推命】自分を活かすと言うこと・・・

御自分の「運命」とは、どのようなものなのか?人は、誰しも、その事を考える時があります。幸運な時や、不運の時など、特に、その事に、思いを馳せる事かと思われます。どうすれば、持って生まれた資質を活かし、充実した人生を生きていく事が出来るのか、四柱推命では、どのように、そういう持って生まれたものや、その時々の勢いを見て行くのか、それらについて述べて行きたいと考えております。

御自分に合った「仕事」、「恋愛」、「人間関係」とは、どのようなものなのか?

御自分の「まだ表れていない能力や生きていく上での方向性」とは、どのようなものなのか?

上記は、「宿命」を除き、一生不変ではありません。

「宿命」とは、その人が持っている、生まれる前から既に決められていて変えられないもののこと。占いで言えば、誕生日から見る先天運が、該当します。

「運命」とは、自分が選択出来るものですが、現状に納得がいかない時には、変えて行くよう努力をすれば変えられるものです。占いで言えば、大運(10年毎の大きな運気)や歳運(1年毎の運気)の巡り合わせで、自分の生き方を、今まで行ってきたことから変えて行くことが出来ます。

具体例として・・・

日主:木気(甲、若しくは、乙)の方の五行バランス

このような命式を持つ方は、緑色の、日主:木気(甲、若しくは、乙)が弱いため、どうしても最後まで御自分の意思を貫いて、頑張り続けることが出来にくいタイプです。

しかし、水気を強める時期(亥、子、丑)が廻ってきたり、金気を強める時期(申、酉)が廻ってきたりすると、今までの御自分の殻を破っていけます。

また、そういう時期で無くとも、日頃から身に着ける「色」や吉方位に転居したり、旅行したりして、御自分に足りない気を補っていくようにすれば、開運の一助となります。

皆さま個人の人生を活かすとは、ある意味、「運気の波に、どう乗っていくか」です。目に見えない運気の波を察知し、その波を御自分の現状と、どう重ね合わせて、今後、進んでいく方向性を、決めていくのか。最終の決定権は、御自分にあります。それが、運命と言うものです。「命を運ぶ」運命とは、「命を決める」ことでもあります。

占いは、そのために存在するものです。