【気学】気学から見た相性・・・互いに相性が悪い星廻りの場合は、どうすれば良いのか?
人生は、多くの人との出会いと別れの繰り返しでもあります。よく人間関係に於いて、「あの人とは気が合う。」とか、「何となく、あの人の前では気後れしてしまう。」と言った事が起こります。それは、なぜでしょうか?気学は、「五行説」から生まれた占術ですので、四柱推命と同様、互いの九星の間で「相生・相剋」関係が成立します。今回も、実例を基にして、考えて行きたいと思います。
今回は、気学のみで見た場合の相性についてです。
例えば、恋愛関係、人間関係の、どちらでも構いませんが、その両者の星廻りが、次のようだとします。
Aさん:1991年4月11日、午前8時ころの生まれ=九紫火星、三碧木星、九紫火星、二黒土星
Bさん:1990年5月23日、午後1時ころの生まれ=一白水星、五黄土星、一白水星、八白土星
これを表形式にして見てみますと、
Aさん | 関係 | Bさん | |
年 | 九紫火星 | → 火剋水 水火激冲 ←水剋火 | 一白水星 |
月 | 三碧木星 | → 木剋土 | 五黄土星 |
日 | 九紫火星 | → 火剋水 水火激冲 ←水剋火 | 一白水星 |
時 | 二黒土星 | ⇔ 比和 | 八白土星 |
この二人の関係性について、矢印の向きの多さから見て、常に前者が後者に対し、圧迫する関係です。
後者にとって、いつも押さえつけられている気がし、合いません。
では、どうすれば、良いのでしょうか?
御仕事や家族関係など、恋愛関係以外の、逃げようの無い場合は、どうすれば、後者の人にとって、サバイバル出来るのでしょうか?
こういう場合の解決法として、
「両者の間に、もう一人、両者にとって緩衝材となる星廻りを持つ人の存在」を持つ、と言う方法があります。
今回の場合でしたら、
後者にとって、生年、若しくは、生月で、
「金気」を持つ人を間に立てる。・・・七赤金星、六白金星の星廻りを持つ、上司、友人、家族など
「金生水」で、後者に活力を与える。
「火剋金」で、前者の勢いを止める。
のが、良いと思われます。
恋愛関係の場合、恋愛中は、後者の方が、大変でしょうが、もし結婚される、または、結婚されていたら、「金気」のお子様を持たれるのが一番、良い解決法と思います。
お子様を仲立ちとして、五行のバランスを取られるのが、一番です。
五行は、古来より、全てのものの「基本となる5つの要素」です。
四柱推命でも、気学でも、共に、その存在を抜きにして語れません。
身近な物や人、全てに、当てはめることが出来ます。
皆様も御自分の持っている物や、付き合う方々の特徴を、五行で分析してみませんか?