【気学と傾斜宮】ー離宮傾斜宮の方の2020年の流れについて考える

気学の占術に於いて、「傾斜宮」と言うものがあります。生年月日から簡単に割り出す事が出来ます傾斜宮は、本命星、月命星、日命星などとは、その意味する所が違います。傾斜宮とは、各人の内面の精神性について、気学で言う所の9つの宮(一白水星から、九紫火星)に分けて見るものです。今回は、2020年の年盤で、「離宮傾斜・・・傾斜宮が、九紫火星=離」にある方の場合を例にして見て行きたいと考えております。

多くのサイトで、簡単に、自分の傾斜宮を知ることが出来ます。

今回は、その傾斜宮を、その時々の「時の流れ」により、どう解釈していくかについて、具体的に述べてみたいと思います。

2020年 年盤:

2020年盤

例えば、離宮傾斜の方ならば、離宮=九紫火星ですので、今年は「西」に位置します。

そこには、「暗剣殺」が巡って来ていますので、注意が必要です。

どういう注意かと言えば、

1:離宮傾斜の方の象意である「九紫火星」が持つもの

離合、決着、華やかさ、競争、心臓

2:「西」=七赤金星の方位が、本来、持つ象意

おしゃべり、現金、楽しく遊ぶ、恋愛、口(歯)

上記2つについて、合わせ技で考えて、そこへ「暗剣殺」の特徴である「突発的に、難がふりかかる」と考えて行けば宜しいかと思います。

例えば、

現金が入ってきても、すぐ失われる。

恋愛中でも、突然、別れてしまう。

文書に関する事で、最終的な是か非かの判断を迫られる。

などが言えます。

それによって、精神的に辛い目に遭う場合がある。

そういう判断が出来ます。

それらの象意を回避するためには、先ず日常生活の点検です。

現状を把握することが、そのスタートとなります。

気づきから、その対策が始まります。

その上で、ご本人さんにとって、吉方位を採るべく行動されるのが、肝要です。