【気学】気学盤には、様々な種類があります！

気学盤には、様々な種類があります。それそれの気学盤には、特徴があります。「九星」のみのもの。「十干と十二支」があるもの。それらをご紹介しつつ、2020年の年について考えてみたいと思います。

例えば、今年2020年の場合、

しかし、忘れてならないのは、「後天定位盤」と、ことしの年盤の関係を見ることです。

後天定位版盤（五黄中宮）

例えば、今年の東は、基本となる「三碧木星」です。

そして、今年は、ここに「五黄土星」が廻座しています。

例えば、

東を見ると、本来は、「三碧木星」の方位です。今年は、「五黄土星」が廻座し、「五黄殺」となります。

そこで、象意としては、「東」＝「三碧木星」に、「五黄殺」が加えられる、と見なします。

「東」の象意は、「速さ、情報、長男、新規」などですので、それらが、「五黄殺」象意である「腐敗、間違い、行きすぎ、自己中心的」と重ねて判断していくことになります。

但し、五黄土星の本命星や月命傾斜宮をお持ちの方は、「東」の象意である「速さ、情報、長男、新規」のチャンスが来た、と解釈して下さい。

では、なぜ、そういう風に重ねて見ていくのかと言えば、下図をご覧ください。

これは、九星の各方位に、易経の「八卦」を付けた「後天定位盤」です。

本来、気学は、中国の九星術を基にしており、九星術は、易経と、大変、深い繋がりがあるからです。

易経とは、古代中国で、天地自然の長きにわたる観察から生まれた「哲学」ともいうべきものです。

それゆえ、易経にある「卦」は、基本八卦、それを組み合わせた64卦で、全ての事物事象を言い表しています。

気学は、その「八卦」を重視し、方位と、その象意を持つものです。

そこへ、各方位に巡る「十二支」を重ねてみると、上図になります。

これは、「運命の年鑑」と言う本から転載したものです。

東には、干支で言うと、「丁・未」が巡ってきています。

東・・・木気

丁・・・火気

未・・・火気

これらも加味して見て行くと、より多くの事柄が浮かんできますのが、お分かりになられますか？

物事は、極力シンプルに見つつ、かつ、奥行きのある見方をしたいですね。