【気学】+【京都で開運】道真さんに聞きましたー3:四神相応とは?

今日も、道真さんは、京都ビギナーの2人から質問を受けています。今回は、京都と言う場所にまつわる「四神相応」と言う風水で言われる有名な言葉について解説していきます。

こんにちは・・・・・先日は、有難うございました。色々な神社仏閣を訪れ、その後、和菓子を堪能しました。
今日は、「四神相応」についてお聞きしたのですが?・・・・・

ほう、「四神相応」とな?
有名な言葉じゃな。京の都が、都たる由縁じゃのう。「四地相応」とも言う。平安京に遷都してから、早や1200年を超えたのう。昔は、京都盆地の地形が、「背山臨水」で、風水的にも対応していたがな。・・・・

え?・・・今では、「四神相応」では無いのですか?

地形的には、
北の玄武である「丹波の山々」、平安京では「船岡山」
東の青龍である「大文字山」、平安京では「鴨川」
西の白虎である「嵐山」、平安京では「山陽道(山陰道)」
この3つは、大丈夫じゃが、後1つの、南の朱雀がのう・・・・・残念じゃ。

朱雀は、もう無いのですか?

本来、朱雀は「巨椋池(おぐらいけ)」じゃった。わしが現世に居る頃は、それはそれは大きな湖のようなものであった。宇治川が流れ込んでおったんじゃ。しかし、その後、秀吉の伏見城築城に伴う河川の付け替えや、昭和の初めに干拓事業があってな、池は農地になってしもうたんじゃ。

そうなんですか。・・・残念です。見に行きたかったな。では、平安京の「四神相応」となっている地に所縁のある神社仏閣はありますか?

勿論、あるぞ。
北の玄武は、「上賀茂神社」
東の青龍は、「八坂神社」
西の白虎は、「松尾大社(まつのおたいしゃ)」
南の朱雀は、「城南宮」
中央は、「平安神宮」じゃ。
表鬼門は「比叡山延暦寺」
裏鬼門は、「松尾大社」も、忘れてはならん。
心して訪れるが良い。

他の所もいいけれど、朱雀の城南宮に行ってみたいね。どんな所だろう?

広い境内には、大国主命を初め、多くの御祭神が祀られておる。
「方除け」で有名じゃ。車のお祓い専用のスペースもあるぞ。でも、ここの「神苑」は秀逸じゃ。何しろ、中根金作の作庭したものじゃしな。それに、「神苑」は、源氏物語・花の庭と言われておる。

ますます行きたくなってきました。絶対、行ってみますね。

お、そうじゃ、そうじゃ。
もう一つ忘れてならんのは、「おせきもち」じゃ。
城南宮のすぐ近くにあるぞ。
名物じゃし、必ず、行くが良い。

おせきもち
食べログさんから、画像をお借りしています。

ふふふ・・・道真様って、やっぱり「甘いもの」が、お好きなんだ。
お勧めして頂いた以上、必ず行きます!
有難うございました。

いや、・・・何、・・・そのう・・・
わしの言いつけを守り、日々、精進するのじゃよ。
それでは、また、いつか、報告を聞かせてくれ。