【気学】2021年の方位についてーこれらの月には、気をつけるべきです

2021年2月2日は、「節分」です。翌日の3日から「立春」となり、新しい年が始まります。本来、吉方位に、万人向けのものはありません。なぜなら、各人、生年月日が違いますので、そこから導き出された吉方位が異なるからです。しかし、三大凶方位は、誰もが共通します。今回は、2021年の年盤、月盤、日盤まで使用し、誰もが避けるべき方位についてお知らせしたいと思います。

こんにちは・・・
2月3日から、新しい年ですよね。
方位に関してですが、「2021年、絶対、避けるべき方位」を教えて下さい。

ほほう・・・
一年の計画を練っておるんじゃな。
感心、感心。
では、問うぞ。
三大凶方位を言ってみよ。

五黄殺、暗剣殺、歳破(さいは)です。

ふむ、ふむ。
では、それらの特徴と、今年、廻座(巡ること)する方位は、分かっておるか?

2021年の年盤です。

2021年 十干・十二支・九星 年盤
2021年 十干・十二支・九星 年盤

五黄殺は、五黄土星の持つ負のパワー「破壊・腐敗・暴力・混乱・犯罪」を意味し、能動的(自らが起こす)災厄です。・・・・
今年は、「東南」です。

暗剣殺は、五黄土星の反対(対沖)にある方角で、突発的、他動的(受動的)な災厄をもたらします。・・・・
今年は、「西北」です。

歳破は、その歳(今年は、丑年)の十二支と反対(対沖)にある方位で、物事が破れ、破壊を招きます。・・・・今年は、「南西」です。

良し、良し・・・
では、もう少し詳しく見て行くぞ。
年単位では、そうじゃが、今年一年の中で、気をつけるべき月は、いつじゃ?
三大凶方位が、最低2つが重なり合うのは、いつじゃ?

え~~~と、
同じ丑が中宮(九星気学盤の中央)にある、2022年の1月です。

ふん!
読みが甘い。
ああ、情けない。

2021年 十干・十二支・九星 年盤
2021年 十干・十二支・九星 年盤
2021年 十干・十二支・九星 1月盤表
2021年 十干・十二支・九星 1月盤表
(西暦だと、2022年 1月)

あ、ほんとだ。
五黄殺は、西。
暗剣殺は、東。
月破(月の破れ)は、西南です。
年盤と重ねると、西南だけが、ダブルの凶方位となります。
すみません・・・・

ふん、分かれば良いんじゃ。
九星盤の「九星」の巡り方で、同じ「六白金星」が中宮に来るのは、いつじゃ?

あ、ありました。
10月です。年盤と重ねると、
五黄殺と月破は、東南。
暗剣殺は、西北。
10月は、用心ですね。今年は、10月が、最大凶方位が2つ重なる要注意月ですね。
僕、絶対、それらの方角に、引っ越ししません!

2021年 十干・十二支・九星 年盤
2021年 十干・十二支・九星 年盤
2021年 十干・十二支・九星 10月盤表
2021年 十干・十二支・九星 10月盤表

ふん、まだまだ甘いわ。
五黄殺と暗剣殺の関係は、「対冲」じゃろ。
と言うことは、西北が「五黄殺」、東南が「暗剣殺」の場合もあるじゃろが・・・・・!

すみません。
早とちりしていました。
すると、3月と、あれ、12月もです。

「あれ?」では、無いぞ。
良く考えてみるが良い。
九星は、「一白水星から九紫火星」の星が順番に、各方位を巡るんじゃから、3(月)+9(ヶ月)で、12(月)となるのは、当たり前じゃろが・・・・!

2021年 十干・十二支・九星 年盤
2021年 十干・十二支・九星 年盤
2021年 十干・十二支・九星 3月盤表
2021年 十干・十二支・九星 3月盤表
2021年 十干・十二支・九星 12月盤表
2021年 十干・十二支・九星 12月盤表

本当ですね。
と言うことは、2021年の要注意月は、3つあることになりますね。

お主は、ほんに甘いお子ちゃまじゃな。
三大凶殺があると言うことは、組み合わせで考えてみよ。
まだ、月破から見た組み合わせが残っておる。

ひゃぁ~~~~、恥ずかしいです。
歳破の月バージョンである「月破」は、十二支がベースになっているので、あ、分かりました。
5月です。
西南が、暗剣殺。
西北が、月破です。

と言うことは、三大凶方位がダブルで重なる月は、3月、5月、10月、12月の「4つ」ですね。

2021年 十干・十二支・九星 年盤
2021年 十干・十二支・九星 年盤
2021年 十干・十二支・九星 5月盤表
2021年 十干・十二支・九星 5月盤表

ふぅ~~~、やっと答えが出たのう。
三大凶方位がダブルで重なる月である、3月、5月、10月、12月の「4つ」の月に、三大凶方位への「引っ越し、長期旅行、長期滞在」は、避けるべきじゃ。

はい、分かりました。
でも、日は出せないんですか?
3月、5月、10月、12月の「4つ」の月の中で、日も考慮した、三大凶殺が2つ以上重なった、「物凄い日」って、ありますよね?

勿論じゃ。
それには、日盤を見てみるが良い。
例えば、3月を例にすると、
5日(節入り日)、7日、14日、16日、23日、25日などが、該当する。
各日毎に、「五黄殺、暗剣殺の組み合わせ」で、東南と西北が、ダブルの凶方位のある日じゃ。
また、21日は、「五黄殺、日破の組み合わせ」で、西南と北西がダブルの凶方位のある日じゃ。
ゆめゆめ、これらの日に、東南や西北、北西などに、長い間、行くような事があってはならんぞ。

他の月に関しても、隠遁、陽遁、節入り日に気を付けて見て行けば良いぞ。
気学を学ぶ者は、常に「暦と仲良し」にならねばのう。
これからも、精進するが良い。

さて、わしは行くところがあるので、これで失礼することにする。

本当に、今日も有難うございました。
でも、道真様は、どちらに行かれるのですか?

ふん!
知れた事よ。
新春を迎えるに相応しい和菓子と言えば、「うぐいす餅」に決まっておる。
急がねば、売り切れてしまうやも知れん。
それでは、また、会おうぞ~~~。

うぐいす餅
うぐいす餅

*今回の「年盤、月盤」は、【十干十二支氣学】のものから転載させて頂いております。

ご興味のある方は、リンクを貼っていますので、ご覧下さい。