【四柱推命】陰陽五行説とは、・・・
「陰陽五行説」とは、中国古代に生まれた「哲学」です。この世にある森羅万象(しんらばんしょう)を、「陰陽」と「五行」に分類し、説明している「考え方」です。この考え方が、基となり、その後、中国では、多くの思想や哲学が生み出されました。今回は、簡潔に、「陰陽五行説」と「四柱推命」について述べて行きたいと考えております。
「陰陽五行説」について、簡潔に述べてみます。
「陰陽説」とは、古代中国に生まれた思想です。この世に存在するもの全てを2つに分けて考えると言うものです。
例えば、太陽⇔月、肉体⇔精神、男⇔女、などです。但し、両者に優劣はありません。
「五行説」とは、「陰陽説」が生まれた後に出来たもので、世の中の現象(万物)は火・水・木・金・土の5種類の元素からなるという考え方です。
例えば、性格で言うと、怒りは、「木」を表し、情熱は、「火」を表す、と言うものです。
そして、紀元前300年頃に、この両者の説が合わさり、「陰陽五行説」が誕生しました。
その思想を、人の運命や運勢に当てはめたものが、「四柱推命」です。
生年月日を、
生年⇒年柱・・・先祖運
生月⇒月柱・・・社会運
生日⇒日柱・・・性格や配偶者運
生時⇒時柱・・・晩年運
と言う形で命式を立てます。
そして、ここに、その人の生年月日から導き出された「大運(10年毎の大きな運勢の流れ)」や「歳運(1年毎の運勢の流れ)」を暦から算出して、過去、現在、未来を読み解くと言うものです。
人の一生とは、四季をイメージして頂けると、わかりやすいと思います。
今、現在の御自分の「立ち位置―季節で言うならば、どの季節なのか?」を確認して、より良き方向へ向かうべく、考え、行動していく。
四柱推命は、長い歴史を誇り、高い的中率を持つものです。
御自分の人生を、四柱推命から読み解くと、思わず納得したり、また、思わぬ発見をしたりすることが出来ます。