【気学】道真さんと易神様に聞きましたー9:九星の象意ー北の一白水星・その9:「北の一白水星と、南の九紫火星が重なった場合」を教えて下さい。
京都の北野天満宮におわします「菅原道真公」と、謎のお爺さんこと「易神様」が、シリーズで、様々な「迷える気学学習者」との対話を行います。今回は、「九星:一白水星」に関するお話です。 北の一白水星と、南の九紫火星が重なると、どういう風に解釈していけば良いのか、についての物語です。
道真様、こんにちは。
お久しぶりです。
今日も、どうぞ宜しくお願い致します。
ふむ、・・・いつも変わらぬ、その元気な姿勢は、良いぞ。
で、今日は、何を学びたいんじゃ?
はい。
今回は、一白水星が、九星の最後である「南の九紫火星」に廻座した際の読み方を教えて頂きたいのです。
よし。
では、質問じゃ。
「南」とは、太陽が、どの位置に居るかな?
はい。
太陽は、東から出るので、南は、丁度、最も高い位置に居ます。
午前、午後の真ん中、正午ですよ。
12時の辺りです。
火星と言う事から、「火気」の象意を持つ星です。
十二支で言うと、「火気」に属する「巳」、「午」、「未」の中の「午」に該当します。
最も、火気が盛んになります。

よし、よし。
さて、南の「九紫火星」は、易経で言うと、何と呼ばれるのか、分かるかのう?
はい。
「離(り)」です。
太陽が輝き、全てのものを明らかにする所から、そう呼ばれています。


その通りじゃ。
易経では、今回のように、「北の一白水星」が、「南の九紫火星」に来る事を、「水火既済(すいかきせい)」と言う。
上に「水」が来て、下に「火」が来ることによって、正反対の性質のもの同士ゆえに、全ての爻(こう)が「正の対応」になり、完成されていると読む。
それは、今が頂点である事を意味し、これ以上の発展は望めぬと言うことなんじゃ。
それでは、南の九紫火星の特徴は言えるかのう?
はい。
「九紫火星」ですから、「火気」の性質を持ちます。
五行で言うと、「火」
易経で言うと、「離=太陽」
方位で言うと、「南」
十干で言うと、「丙」、「丁」
十二支で言うと、「午」
季節で言うと、「中夏(仲夏、盛夏)」ー中夏(午):(旧暦)
月で言うと、「午月(6月)」:(旧暦)
時間で言うと、「午の刻(午前11時から午後1時)」
色で言うと、「赤色」
味覚で言うと、「苦味」
良いぞ、良いぞ。
さて、南の九紫火星の意味を言える者は、おるかな?
はい。
文書、学問、華やか、戦争、名誉、熱、争う、離れる、合う、切る、美しい、明るい、激しい、でしょうか。
では、この南の九紫火星の所に、北の一白水星が来ると、どうなる?
上手く行くかな?
先ほどの説明にあったように、
「水」と「火」の関係ですから、
「水剋火(すいこくか)」や、「水火激冲(すいかげきちゅう)」となります。
相対的に考えて見て、良くないのではないでしょうか?
その通りじゃよ。
易の卦の爻が、全て「正の対応」になると言う事は、互いの結びつきが強くなる。
つまり、全ての爻に於いて、互いに、相手の性質を自分のものに変えようとする動きがある。
と言う事は、「水」と「火」の場合は、「水」が「火」消すのが、自然界の現象(掟)じゃ。
じゃから、これ以上の発展を望めんのじゃよ。
恋愛関係や人間関係では、外見が華やかで行動的な人との出会いがあります。
非常に情熱的な関係や活発な関係になるかも知れませんが、長続きしにくいものとなりそうです。
仕事関係では、華やかで、急進的な勢いのある取引先と縁がありそうです。
しかし、契約書、手形、証券などの文書類に注意したり、長い取引関係にならない恐れがありますので、注意しなければなりません。
健康面では、「一白水星」の、冷えから来る腎臓系の病気や、また、「九紫火星」の、頭部に関する病気や、心臓病にも、注意が必要です。
金運ならば、地道に貯めたお金を一気に使ってしまう可能性があります。
「水」と「火」が相剋の関係なので、金運には良くない方位です。
外出先ならば、華やかな場所や骨董品の置いてあるアンティークショップに縁がありそうですが、そういう場所で過ごすと、当初、思っていた以上にお金がかかりそうですので、注意すべきです。
ふむ、ふむ、今回も、皆、良いぞ。
北の「一白水星」が、南の「九紫火星」に廻座する事は、「水気」と「火気」が強まると言うことじゃ。
先ほど述べた「水剋火」、「水火激冲」じゃから、くれぐれも注意し、用心すべきじゃ。
なるべくなら、この2つが廻座しておる時は、方位を採らぬ方が安全じゃよ。
それでは、また、次回、会おうぞ。
見えぬ「気」を見えるものとして、占術がある。
九星が表す「気」は、具体的なものも、抽象的なものも、全て扱っておる。
今回のような場合は、採らない「気」としてでのものとなったが、
事を起こす際に、「採る」、「採らない」を分かっておれば、幸運を引き寄せ、不運を避ける事が出来る。
そういう塩梅を、皆にも、是非、理解して欲しいものじゃ。
それでは、また、お主たちを待っておるぞ。