【気学】2020年の方位に関して・・・

気学の観点から、御説明します。その年の吉方位、凶方位とは、その方位に廻座する(巡る)九星から、導き出されます。気学に於ける方位には、様々な方位に関する用語があります。五黄殺、暗剣殺、歳破、大歳、歳徳、相生、相剋、・・・など、枚挙に暇がありません。今回は、その中でも、注意すべき事柄に絞って述べて行きたいと考えております。

例えば、今年は、「庚子」の年です。

これを「年の方位盤」で表すと、下記の図となります。

2020年盤
2020年年盤

赤のラインマーカーで、色付けされているのが、「凶方位」と呼ばれるものです。それには、「三大凶方位」と呼ばれるものがあります。

東・・・五黄殺

西・・・暗剣殺

南・・・歳破

これは、今年に関してのものであり、来年になると、また、変わります。

また、これら3つの方位は、万人が避けるべき方位でもあります。長期の旅行や引っ越しなどは、なさらない方が良いです。

しかし、年より、もう少し期間が短い「月の方位盤」もあります。

2020年月盤2月-6月

画像が不鮮明な個所もありますので、上記の表をわかりやすくした下記をご覧ください。

このように、凶方位も、月ごとに、凶方位も変わり、順を追って、移って行きます。

五黄殺暗剣殺
2020年西
2月西南東北西南
3月西西
4月東南西北西北
5月なしなし西北
6月西北東南
2020年2月-6月三大凶方位

そして、今回は、細かくなりすぎるので割愛させて頂きますが、「日の方位盤」や、「2時間ごとの時盤」と呼ばれる方位盤も存在します。

また、方位の吉凶を見るに際し、気学では、これらの「方位盤」を、占う方の生年月日から決定された「本命星、月命星や傾斜宮」と重ね合わせて、占って行くものです。

三大凶方位は、どなたにも当てはまりますが、吉方位とは、人によって違います。つまり、万人向けの吉方位はあり得ません。

九星と言う「9つの星」から判断して行く「気学」ですが、とても奥の深い占術です。