【四柱推命】+【気学】気学に於ける「恋愛運」とは・・・

今回は、前回の「気学に於ける金運とは・・・」編の続きとなります。今回は恋愛運について、実例を挙げて解説して行きたいと考えております。九星に於いて、恋愛に関して重要視されている星は、どれでしょうか?実は、2つあります。人によっては、3つと言われる場合もあります。恋愛運を良くするためには、それらの方位を上手く活用することです。但し、活用の仕方には注意が必要です。今回は、実例を基にして、四柱推命の観点からも合わせて述べて行きたいと考えております。

気学から見て、「恋愛運」は、2つの方位の象意(方位の持つ特徴)から考えて見ることが大切です。

九星図わかりやすい
九星盤

九星から見ると、実は、どの方位も「恋愛運」を考えるに当たっての象意を持ち合わせています。

例えば、東の三碧木星は、新しい事を始めたり、スピードを象意として持ち合わせていますので、新たな出会いを求めている方にとっては、重要な方位となります。

また、南の九紫火星は、華やかさや美しさを象意として持ち合わせていますので、美を磨いたりするには、重要な方位となります。

しかし、九星盤から見ると、以下の2つの方位が、「恋愛運」にとって特に大切な方位となります。

東南:四緑木星・・・「ご縁」全般に繋がる方位。特に、見合いや結婚などが、その象意としてあります。

西:七赤金星・・・・コミュニケーション、楽しい事、恋愛などが、その象意としてあります。

皆さま其々の状況によって、「西」を大切にする方が「東南」より、先にするか後にするかは、違います。

新たな恋愛から始める場合、または、今、恋愛中の場合から見て、そう判断することがあります。

また、皆さま其々の四柱推命の命式や考え方によって、「西」重視で行くか、「東南」重視で行くかの違いもあります。

例えば、

赤身旺
日主:火気(丙、若しくは、丁)の男性

このような四柱推命の命式をお持ちの男の方ならば、黄色の「金気」の財星を強めていかないと、女性の方とのご縁や財運が、なかなか得にくいので、金気を採るよう、赤色の日主の「丙、丁」のどちらかの生まれ日に合わせ、金気が吉方位となる時に、旅行などをされると良いと思います。

次に、

官弱
日主土気(戊、若しくは、己)の女性

また、上記のような四柱推命の命式をお持ちの女の方ならば、緑色の「木気」の官星を強めていかないと、男性との結婚運や仕事運が、なかなか得にくいので、木気を採るよう、土色の日主の「戊、己」のどちらかの生まれ日に合わせ、木気が吉方位となる時に、旅行などをされると良いと思います。

「恋愛運」と言うものの持つ言葉ひとつを取っても、御自身で、その欲する処をもう一歩深く考えて見れば、今、自分にとっての欲しい「恋愛運」の有り様が分かってきます。

その上で、欲しい「恋愛運」を得られるよう行動すべきです。

巷で言われる「恋愛運」と言うものでは無く、「自分にとって、必要な恋愛運は、どの方位が象意として持ち合わせているのか?」

そういう観点で、恋愛運や気学を見ると、御自身による、新たな発見に繋がります。