【四柱推命】方合と三合局は、どちらが強いのか？ーその2：「東方合」と「三合木局」

はい、こんにちは。
さて、どういう御質問でしょうか？

ほほほ、・・・その通りですね。
あなたの中の「木気」が非常に強まる年ですね。
その事での質問でしょうか？

あらあら、・・・
あなたの場合、「木気」が突出した命式をお持ちの方なのですね。
では、少し、今のお話を、図にまとめてみましょう。

では、御答えして行きましょうね。

方合と三合局については、以前にも解答した事がありますから、基本的な考え方は、その回答をご覧頂ければ宜しいかと思われます。

その上で、先ず「木気」の特徴は、御存じですか？

はい、良くお分かりですね。

では、「東方合」に含まれる十二支の「蔵干」は、御存じですか？

そうですね。
上の3つの十二支には、其々、「木気」である「甲」や「乙」がありますね。
前回の「北方合」でもお伝えしましたが、「東方合」にも、「木気」以外の蔵干が存在していますね。

「東方合」に属する「十二支ー寅、卯、辰」の蔵干には、
火気の「丙」、土気の「戊」、水気の「癸」がありますが、
注意点として、其々の「干」の力量を考えねばなりません。

蔵干と言うのは、各月毎に、節入り後から、
「初気」、「中気」、「本気」と言う構成で「干」が配置されているものです。
その構成によって、2つの蔵干の月もあれば、3つの蔵干の月もありますし、
蔵干同士の力量にも、差があります。

大体ですが、「東方合」の場合、「木気」の「甲」、「乙」で、全体の70%位になります。

「三合木局」では、木気の全体に占める割合は、約50％です。

「東方合」は、寅―旧暦1月（新暦2月）、卯ー旧暦2月（新暦3月）、辰ー旧暦3月（新暦4月）と言う、全てが「春月」ですね。

でも、
「三合木局」は、亥ー旧暦10月（新暦11月）、卯ー旧暦2月（新暦3月）、未ー旧暦6月（新暦7月）ですので、「初冬ー盛春ー晩夏」と、季節がひとつに固まっていません。

そういう季節の差が、力量として反映されるのです。

そうです。

でも、「東方合」や「三合水局」が成立するからと言って、全て「吉」とは限りません。
御自分の命式を総合して、「吉」、「凶」を判断せねばなりませんよ。

「東方合」や「三合木局」は、勿論ですが、
一般的に見て、「方合」や「三合局」が、どの通変星に来るのかを、先ず押さえておかねばなりません。

比劫星：自我に来るのか、
食傷星：表現に来るのか、
財星：財や異性運（男性）に来るのか、
官星：仕事や異性運（女性）に来るのか、
印星：学びに来るのか、

また、「方合」や「三合局」が来る事によって、命式に存在する通変星同士の、「相生」、「相剋」、「合」や「冲」となる関係の有無や強弱も見て行かなければなりません。

ほほほ、・・・・
その大変さを、きちんと認識出来ていれば、御自分の人生を、御自分で上手くコントロール出来ますよ。
是非、色んな角度から、御自分の命式を検討して見て下さいね。

はい、勿論ですとも。・・・・
それでは、また、お会いしましょう。