【気学】気学と四柱推命の関係とは、・・・

気学も、四柱推命も、共に「中国の占術」から生まれたものです。基本となる考え方は、「陰陽五行説」です。森羅万象を「陰陽」、「十干」、「十二支」に分けて分類し、その相互の関係性を見て行く占術です。今回は、気学に重きを置いた説明になります。気学の鑑定とは、「本命星」のみで見るものではありません。生年月日と言う4つの、誰もが持っている「要素」の中でも、気学特有の「月命傾斜宮」と言うものがあります。今回は、この「月命傾斜宮」について述べて行きたいと考えております。

九星図シンプル

気学は、四柱推命と非常に親和性が高いので、生年月日を基にした命式では、下記のように、それぞれが呼ばれています。

 四柱推命気学 
生年年柱年命星(本命星) 
生月月柱月命星 
生日日柱(主)日命星 
生時時柱時命星 

ブログの記事で、「京都で開運:守り本尊では・・・」にも書いていますが、気学に於いては、年命星(本命星)が大事なことは、間違いがありません。しかし、その人の本質と深く関わり合う「月命傾斜宮」も重視すべきなのです。

「月命傾斜宮」は、内面の性質と才能が表されている場所です。人が、何故そのような考えや行動を取ってしまうのか、について観ることが出来ます。

見方は、「生月盤(御自分の、生まれた年の月の、九星図の盤)」の、どこに「御自分の九星の年命星(本命星):生まれた年の九星)」が、位置するのかで分かります。それによって、8つの「宮」に分類されます。

簡単に、自分の「月命傾斜宮」を知るには、「九星気学ラボ」が便利です。

坎宮・・・一白水星の象意を持ちます。

艮宮・・・八白土星の象意を持ちます。

震宮・・・三碧木星の象意を持ちます。

巽宮・・・四緑木星の象意を持ちます。

離宮・・・九紫火星の象意を持ちます。

坤宮・・・二黒土星の象意を持ちます。

兌宮・・・七赤金星の象意を持ちます。

乾宮・・・六白金星の象意を持ちます。

人は、誰もが外面的なものと、内面的なものの両方を持ち合わせています。

「月命傾斜宮」は、その内面的なものを読み取る際に、大変、役立ちます。