【気学】気学から見た相性・・・実例を基にして見てみると

中国発祥の四柱推命も、そこから日本で生まれた九星気学も、共に「東洋系の占術」です。「陰陽五行説」や「十干十二支」を基にしたものです。また、九星気学の元を辿れば、中国の九星術になります。九星とは、易の「後天八卦」を象徴したものです。今回は、気学を使って、相性について見て行きます。これには、「相生、相剋」と言うものが深く関わっています。実例を挙げて述べて行きたいと考えております。

五行相生
五行相生

そこで、今回は、九星気学から見た相性について述べてみたいと思います。

九星気学は、生年月日を基にして、それぞれの時間を、9つの星に当てはめ、運命を鑑定していくものです。

例えば、2005年4月10日午後6時生まれの女の方が居られたとします。

この方の

生年(本命星):乙酉の年の「四緑木星」
生月(月命星):庚辰月の「六白土星」
生日(日命星):甲子日の「四緑木星」
震宮傾斜

そして、お相手の方が、1993年8月22日午前4時生まれの男の方とします。

生年(本命星):癸酉の年の「七赤金星」
生月(月命星):庚申月の「二黒土星」
生日(日命星):乙亥日の「一白水星」
坎宮傾斜

お二人の相性ですが、それぞれの時間の「五行ー相生、相克、比和の関係」から見てみると、

生年(本命星)木(女) ← 金 (男)     金剋木  ✖
生月(月命星)土(女) ⇔ 土(男)      比和   〇
生日(日命星)木(女) ← 水(男)      水生木  ◎
傾斜宮木(女) ← 水(男)      水生木  ◎

となります。相対的に見て、女性の方が、時折、男性からあれこれ言われることがあるにせよ、良い相性だと言えます。

気学に於いても、四柱推命と同様に、「五行」で考えていくのが、基本です。相生、相剋から、互いの相性を読み解いてみると、納得できるものがあります。

五行相関図
五行相関図