【気学】道真さんに聞きましたー11:「九星と象意ー2:金持ちになる方位」は、あるのですか?
前回に引き続き、 京都の北野天満宮におわします「菅原道真公」と、一人の「気学に興味がある外国人男性ブライアン」との「気学」を巡る対話です。今回は、「九星と象意ー2:金持ちになる方位」に関するお話です。
道真様、お久しぶりです。
僕です。
ブライアンです。
僕、今、気学に興味があります。
気学って、「吉凶、動より出ず」って言うんですよね。
僕に、お金持ちになる方位を教えて下さい。
ふん、お主か・・・
久々に来たかと思うと、現金なお願いじゃなぁ。
まぁ、そこを何とかお願いします。
僕がお金持ちになって、それで北野天満宮にも、いっぱいお賽銭出来るようになれば、道真様だって嬉しいでしょ。
うっ、・・・・
神を崇めるのに金銭の多少は、本来、問わぬもんじゃ。
しかし、頼りにされているのに、無下には出来ん。
仕方ないのう、・・・
Wow!
で、どの方位がいいのですか?
今、新しい仕事をし始めたばかりです。
僕、教えて貰えれば、すぐ行きます。
そう単純なものでは無いぞ。
先ず、お主は、お金持ちになりたいと言うが、どんなお金持ちになりたいんじゃ?
えぇ?・・・・
いっぱいお金があって、大きい家があって、寄付とかも出来るような人をお金持ちと言います。
ふん!
上っ面しか見ぬ奴じゃやのう。
さて、お金持ちと言うからには、「資産」を持っている事が、その前提としてある。
「資産」には、2つの種類がある。
お主は、分かるか?


YES。
「動産」と「不動産」です。
「動産」は、金銭や株券のような流動資産です。「不動産」は、土地とかビルとか簡単に動かせない資産です。
ふむ。正解じゃ。
で、「動産」に関係する気学の九星は、分かるか?
えっへん。
金銭だったら、「金気」の方位ー六白金星とか七赤金星です。
半分正解じゃな。
「金気」は、合っておるが、その中でも、六白金星は、違うぞ。
七赤金星の方が正しい。「易では、沢(たく)ー季節は秋ー方位は西」だからな。
WHY?
太陽の動きをイメージするが良い。
北(夜=冬)が、物事の始まりじゃ。それが東(朝=春)になり、芽を出し、南(昼=夏)に向かい成長して行き、西(夕方=秋)に、一定の成果として実を結ぶんじゃ。
また、沢とは、水が窪みに貯まる事を指す。そこから「流動的なものが、集まる」と言う象意を持つぞ。
六白金星は、「易では、天ー季節は、秋の終わりから冬にかけてー方位は西北」を意味する。既に太陽が沈み、その日の最終地点を表すから、「成就、完全、尊い」と言う象意じゃよ。
なるほど、・・・・
九星には、深い、深い意味があるのですね。
では、「不動産」は、どうですか?
簡単に動かせない、と言う事から、お主は、どの九星を思い浮かべる?
う~~~~~ん。
「山」みたいなものだろうから、「土気」です。
二黒土星、五黄土星、八白土星の3つです。
ほう、冴えておるな。
お主の言うとおり、「土気」は、全てのものを生み出し、育てる気じゃな。
但し、「土気」は3つあるが、五黄土星は、本来は、季節、時間を持たない中央に位置するので、除外せねばならん。
残る2つの「土気」の九星の違いは、何かな?
それが分かれば、お金持ちへの道は、近いぞ。


う~~~~ん。
平面的と立体的くらいしか思いつきません。
ヒントを下さい。
ふん。
お金持ちになりたかったら、もっと頭を使わねばならんぞ。
ヒントは、「耕すか否か」、じゃぞ。
あ、そうか。
二黒土星は、大地を耕して作物を育てるから、勤勉、コツコツと努力する。
八白土星は、山そのものだから、山の中にある様々な恵みを受け取る。
と言う感じですか?
フハハ、・・・・正解じゃ。
二黒土星は、太陽が、まだ高い位置に居る。作物が成長し、収穫を迎える前じゃな。易では「坤(こん)=大地ー季節は夏から秋ー方位は西南」
象意は、お主が言ったとおり、勤勉、努力、従順、大衆、家庭的じゃな。
八白土星は、夜から朝にかけてのまだ未明の頃じゃ。万物は動かず、地下にて、春になったら芽吹く用意をしていると言うもんじゃよ。易では、「艮(ごん)=山ー季節は冬から春ー方位は東北」
象意は、停止、蓄積、変化、相続じゃな。
どうじゃ、分かったか?
道真様、有難うございます。
僕、これから、東北に行って、山登りばっかりして、お金持ちになります。
あぁ、情けない。
お金持ちになるには、順序があるぞ。
お主のように、何も無い所から始めた際に、いきなり「不動産に強い八白土星」に行ったとしても、元々の原資が無くては、無理じゃよ。「流動資産に強い七赤金星」に行く方が良いぞ。
それに、本来は、どの方位にも、お金持ちになる要素があるんじゃ。
えぇ~~~~?
そんなぁ~~~~?
じゃあ、僕は、どこに行けばいいのですか?
九星の象意を考えてみよ。
それぞれの九星の象意を採る事によって、今の自分を活かして行けば、それは、「財」につながるぞ。
たとえば、東の三碧木星は、物事を迅速に行うには、ピッタリじゃ。その象意を我が物とすれば、仕事はスムーズに進むのではないか?そして、その成果が己に帰ってくれば、「財」は増えるのではないか?
その時に、「七赤金星」を採ると良いぞ。
おぉ~~~~、そういう考え方があるのですね。
気学は、奥が深いで~~~~す。
単純に、「七赤金星」、「八白土星」に行けば良いものではないのですね。
ふん、・・・手間のかかる奴じゃのう。
今の自分の置かれた立場を認識することが、先ず最初。
そして、その立場を、どう活かして行きたいか考えるのが、その次の段階。
その上で、生年月日から、どの方位を採るべきか考えるのが、最終段階じゃ。
この3つの段階を、きちんと踏んでから、吉方位に行かねば、「金運を求めていたのに、異性運UP」、「金運を求めていたのに、健康運DOWN」などと、違う結果になりかねんぞ。
ひゃ~~~~、それは困ります。
僕、生年月日は、年の九星しか考えていませんでした。
他のも、関係するのですか?
勿論じゃ。
四柱推命と同様、年、月、日、時間には、それぞれ意味がある。気学は、四柱推命と違い、時間は、それほど重要視はしないがのう。
簡単に、「七赤金星」、「八白土星」を求めたり出来ないのですね。
僕、今の仕事から考えて見ると、まだ、七赤金星や八白土星より、三碧木星や二黒土星を吉方位とした方が良い気がします。まだスタートアップしたばかりだし、・・・・
道真様、今日は、本当に有難うございました。
僕、もっと気学が知りたくなってきました。
また、来ますね。
ふん、・・・まぁ、「来る者を拒まず」と言う言葉もあるし、構わんよ。
但し、必ず、一度は、北野天満宮に行くが良い。
何しろ、あそこは、わしの「HOME」じゃしな。
他の御祭神も居られるので、勉強になるぞ。
【Seeing is believing.】ー百聞は一見に如かずーじゃよ。
はい、必ず行きます。
僕、「気」のパワーを身に着けて、頑張りますね!