【気学】道真さんに聞きましたー12:「九星と象意ー3:人間関係を良くする方位」は、あるのですか?
前回に引き続き、 京都の北野天満宮におわします「菅原道真公」と、一人の「気学に興味がある、恥ずかしがり屋の男性」との「気学」を巡る対話です。今回は、「九星と象意ー3:人間関係を良くする方位」に関するお話です。
道真様、こんにちは。
以前、御目にかかった者ですが、今日は、少しお願いがあって来ました。
僕なんかがお願いしても、宜しいですか?・・・・
ほう~~、お主か。
久しぶりじゃのう。
そう畏(かしこ)まらなくとも良いぞ。
わしは、神じゃから、その願いが正しいものならば、聞き届けるのが筋じゃ。
で、何じゃ?・・・
はい、僕、いつも人の目が気になって気になって、それで考えすぎてしまい、上手く人間関係を結ぶ事が出来ません。
どうしたら、良いのでしょうか?
ふ~~~む。
それは、大変じゃな。
恐らく、「自分自身に対する自信の無さ」と、そこから来る「相手を過剰に気遣い過ぎる」のが、原因じゃろ。
その事は、自分でも良く分かってます。
でも、自分の性格は、中々、変えられなくて、・・・・
毎日、しんどい気持ちです。
そうか、そうか、・・・わしには、お主の気持ちは、良く分かるぞ。
それでは、お主にとって、良い方位を授けよう。
お主は、「縁」と言う言葉を知っておるじゃろ。
その「縁」は、どこから来る?
自分が動くことから来る場合、それと、相手から与えられる場合、その両者だと思います。
僕も、良き「縁」を周りの人と結びたいです。
そうじゃな。
「縁」は、双方のタイミングにより、確かなものとなったり、ならなかったりする。
良き「縁」は、この先も続くように、そして、悪しき「縁」は、早く切れるようにせねばな。


上が、「後天定位盤」、下が「五行相生相剋図」じゃ。
こうして並べて見ると、分かりやすいかのう。
上の「後天定位盤」では、八卦=各方位に於ける象意は、それぞれ違う。
北:坎ー水
東北:艮ー山(土)
東:雷ー(木)
東南:風ー(木)
南:離(火)
西南:坤(土)
西:兌ー沢(金)
西北:天ー(金)
どうじゃ、この「八卦」を見て、人間関係に重要な方位は、どこじゃと思う?
たぶん、「東南の【風】」だと思います。
そうじゃ。そうじゃ。正解じゃよ。
では、なぜ、そう言われるかを知っておるか?
えぇ?
そこまでは、分かりません。
巷では、東南の「四緑木星」は、良いと言われている事しか知りません。
東南の「四緑木星」は、易で言うと、「巽」、つまり、「風」じゃな。
他の易の象意と較べ、風と言うものは、どこにでも、いつの間にか入り込むものじゃろ。
じゃから、「風」は、「物事が伝わる」、「人と人を繋ぐ」と言うところから、「縁」、「信用」、「評判」、「噂」、「成就」と見るんじゃよ。
なるほど、・・・
易の象意から見ると、そう言う事だったんですか。
そうじゃよ。
もう少し詳しく見ると、九星では、「四緑木星」は「木気」に属す。
同じ「木気」の「三碧木星」は、陽の「木気」、これから育って行く芽がでたばかりの木じゃ。
四緑木星は陰の「木気」、ある程度、すくすくと育ってきている木じゃな。
季節は「春から夏」、時間は「辰巳の刻で、午前7時~11時」、方位は「巽(東南)」。
だから、九星として見た場合、
「調和」、「信用」、「取引」、「縁談」、「商売」
などが象意として言われるのですね。
それを聞くと、俄然、行く気になりました。
それでは、吉方位としての「四緑木星」を選ぶ際の注意すべきことを教えて下さい。
ウォッホン、・・・
他の者たちにも伝えたが、
先ず、自分の生年月日をきちんと把握する。
四柱推命ならば、命式(「年柱」、「月柱」、「日柱」、「時柱」)じゃな。気学ならば、「本命星(生年)」、「月命星(生月)」、「日命星(生日)」、「月命傾斜宮」の4つじゃ。
えぇ~~~~?
四柱推命もですか?
気学と併せると、確認事項は、8つになります。
本来、「吉方位」とは、「オーダーメイド」じゃよ。
雑誌とかサイトで簡単に見られるのは、「ファストファッション」みたいなものじゃな。
どれ、ひとつ例を挙げてみようかな。

時柱 | 日柱 | 月柱 | 年柱 | |
壬 | 乙 | 癸 | 巳 | 天干 |
午 | 亥 | 寅 | 申 | 地支 |
Bー地支に「寅」、「午」がある。

来年2022年は、「五黄中宮」の年じゃ。全ての九星は、他の宮に廻座せず、本来、あるべき位置となっておる。
これを見た際、気づく事はあるか?
はい。
東南の四緑木星は、「庚戌」と言う干支になっています。
でも、干支も廻座するのですか?
勿論じゃ。
時の流れは、全て「十干十二支」で表される。
お主が、今まで見てきた「気学盤」は、干支抜きのものじゃろ。
はい、初めて見ます。
「庚」と「戌」ですか。・・・
僕の四柱推命の命式に、そういうものはありません。
ガハハハッ、・・・
無くても構わんよ。
ただ有れば、お得、つまり、ボーナスポイントになる場合もある、と言うことじゃ。
「 お得、つまり、ボーナスポイントになる者 」と言うのは、どういう事ですか?
何か、良く分かりません?
ふ~~む。では、解説するぞ。
たとえば、上の命式ーAのように、「金気」が日主で身弱の者が居たとしよう。
その場合、良き縁を求め、東南の方位に出向くと、「庚」があるから、自分自身の「日主=比劫星」を強める事が出来る。東南の方位の象意に加え、自立することや、努力することがしやすくなる。
また、命式ーBの地支に「寅」、「午」があったとしよう。その場合、東南の方位に出向くと、「寅ー午ー戌」の「三合木局」が成立し、「木気」が増え、「印星」が強まり、資格を取ったり、学びや知恵が働くようにもなる。勿論、東南の方位の象意に加えてじゃよ。
つまり、お得=ボーナスポイントとは、
廻座している「干支」が、
自分の命式にとって、方合、三合局などが成立したり、
また、自分の命式で多すぎる「五行」がある場合、それを剋してくれる「干支」がある=剋すことで、他の五行ともバランスが取れる
そういう事を言うんじゃ。
勿論、無くても良いぞ。
東南の四緑木星は、穏やかな気じゃから、万人受けする方位じゃよ。
来年の2022年は、吉方位が、分かりやすく、採りやすい年じゃ。
是非、吉方位採りをするべきじゃよ。
四柱推命の命式って、気学でも使うのですね。
凄いです。
今まで、全然、そんな事、考えても見ませんでした。
勿論、気学の確認事項である「本命星(生年)」、「月命星(生月)」、「日命星(生日)」、「月命傾斜宮」の4つも大事じゃ。
自分の生年、生月、生日から、4つの星を割り出して、四緑木星と「相生」、「比和」なら、これまた、お得=ボーナスポイントじゃよ。
また、いつ行くか、と言う問題もあるぞ。
長期旅行、引っ越し、短期旅行などの目的別でも、
年盤重視、月盤重視、両方重視、と、バリエーションは、様々じゃ。
お主も、気学を学んでおるからには、四柱推命の視点も持っておいた方が良いぞ。
そうなんですね。
凄いなぁ、・・・
四柱推命の命式と気学の併せ技で見ると、色々な事が読み取れるのですね。
今日は、本当に有難うございました。
家に戻って、自分の命式を検討して、「いつ行くか」を良く考えてみます。
何か、勇気とやる気が少し出て来た感じがします。
ふむ、・・・
嬉しい事を言ってくれるではないか。
自己への悩み、迷いにより、「占い」を行うのなら、その結果に翻弄されてはいかんぞ。
心を安寧に保つためにも、如何に、その結果を活かすか、それが大事じゃ。
また、会おうぞ。
いつでも、来るが良い。
待っておるからな。