【四柱推命】「三合局ーその2：三合木局」とは、何ですか？
「三合局」には、4つの種類の「三合局」があります。以前、『【四柱推命】運気の変わり目とは・・・（2）三合局（さんごうきょく）について』の記事を書きましたが、今回は、もう少し詳しくお伝えして行きたいと思います。さて、弁天様と四柱推命学習中の男性は、どのように「三合局」ー「三合木局」を解き明かしてくれるのでしょうか？
弁天様、初めまして。
僕、今、物凄くやる気一杯の運気が来ているんですよ。
ほら、僕の命式をご覧になって下さい。
何と、「三合木局」が成立しているんですよ。
凄いでしょ。・・・・
はい、初めまして。
ほほほ、・・・・元気な方ですね。
では、あなたの命式を見させて頂きますね。
・・・・・・・・
確かに、「三合木局」ですね。
ほら、僕の言ったとおりでしょ。
特に、仕事が忙しくて、忙しくて、・・・・
でも、一生懸命やると成果が出てくるんです。
だから、僕、毎日、充実しています。
| 時柱 | 日柱 | 月柱 | 年柱 | |
| 戊 | 天干 | |||
| 亥 | 卯 | 地支 |
大運 |
| 壬 |
| 未 |
ほほほ、・・・・本当に元気な方ですこと。
でもね、「三合木局」の特徴をお分かりになっておられますか？
そりゃぁ～～～、勿論。
「木気」の勢いが増す、つまり、木の成長のように、でかい人間になると言うことですよ。
ほほほ、・・・
本当に、面白い方ですね。
本来、「三合木局」と言うのは、
亥・・・生支
卯・・・正支
未・・・墓支
の3つが組み合わされたものです。
気学での象意は、中心となる「卯」に代表される「木気」の特徴である
発展、明るい、現れる、激しい、成長、若い、酸味、長男、東、肝臓、音、野菜、雷、など
ですね。
そこから、四柱推命に於いても、「三合木局」の象意として、
発展、成長、若い、元気、などが、言われます。
でもね、問題は、「三合木局」が、通変星のどの位置にあるかと言う事です。
比劫星
食傷星
財星
官星
印星
の、どれに来るか、また、他の通変星との関係も加味して見ないといけませんよ。
もし、日主が
木気＝甲、乙ならば、「比劫星」
火気＝丙、丁ならば、「印星」
土気＝戊、己ならば、「官星」
金気＝庚、辛ならば、「財星」
水気＝壬、丁ならば、「食傷星」
となります。
故に、「三合木局」が来ていると言っても、どういう働きをするのかは、日主の干が何であるかによって、現象面での出方が違いますよ。
また、「三合~局」があることによって、他の通変星が抑圧されたりする場合もある事をお忘れにならないようにして頂きたいですね。
僕の場合は、日主が「土気ー戊」なので、木気は、「官星」の位置になりますね。
だから、「仕事運」に来るのですね。
そう読めますね。
また、仕事が、とてもハードになり、御自分の意思より、組織を優先せざるを得なくなり、精神的に辛い場面もあるかも知れませんね。
そ、それは困ります。
何か、打開策は、無いのでしょうか？
大運は、10年続くと聞いています。
「大運」の見方ですが、運勢の流れとして、前半5年、後半5年と分割して見ます。
あなたの「大運」は、「壬・未」なので、
前半5年は「壬」の影響が現れます。「水気」＝「財星」ですね。
後半5年は「未」の影響が現れます。つまり、「三合木局」＝「官星」となります。
あなたの場合、大運の前半5年は去年まででしたから、今年からは後半5年運ですね。
だから、「官星」の象意が現れる事となっているのでしょうね。
えぇ～～～～？
と言う事は、僕の場合、「財星」が、大運が切り替わってからは小さいので、それまでのように「異性との出会いのチャンス」や「お金持ちになるチャンス」は、無いかも、・・・・と言うことですか？
ほほほ、・・・そう焦らずとも良いですよ。
「歳運」をお忘れになっては困りますよ。
「財運」をお求めになるのなら、「歳運」で「財星」の巡る年をきちんとキャッチして下さいね。
他にも、日常生活で「水気」にまつわるものを取り入れたり、気学での「吉方位」を探し求めて行動するのも良いですよ。
ほっ、・・・良かったぁ～～～～。・・・・
そういう方法もあるのでしたね。
「財星」が来る年までは、当面、仕事を頑張りますね。
今日は、有難うございました。
気持ちの整理がついた感じがします。
また、何かありましたら、宜しくお願い致します。
その言葉をお聞きして、嬉しく思います。
御自分の命式の流れをきちんと把握しておけば、対策は、必ず立てられます。
常に現状把握しつつ、今後の運勢の流れを先に読んでおけば、大丈夫ですよ。
それでは、また、お会いしましょう。
