【四柱推命】干と干の関係ー「四文字熟語」で覚えようーその5【同じ干同士にあると困った関係ーその1「一天両日(いってんりょうじつ、いちてんりょうじつ」】

四柱推命は、「十干」と「十二支」で成り立っている占術です。「十二支」も、各支それぞれが、「蔵干」と呼ばれる「干」を内包しています。故に、「十干」の「干」の理解に努めなければなりません。 今回の「干と干」の関係は、【同じ干同士にあると困った関係ーその1「一天両日(いってんりょうじつ、いちてんりょうじつ」】です。

弁天様、こんにちは。
先日は、有難うございました。あれから、自学自習を続けています。それにしても、「干」と「干」の関係とは、色々なパターンがあり、面白いですね。

ほほほ、・・・
四柱推命への興味が増してきているのは、とても良い事ですね。
では、今回も、クイズから始めて行きますね。

干と干の関係で、次の空欄に入る漢字を、選択肢の中から選んで下さい。
( )天両日・・・丙と丙

選択肢・・・一、二、炎、珠

今回は、前回と違う出題の仕方なんですね。

すぐ分かりました。(一)です。

ほほほ、・・・
お見事ですよ。正解です。
では、その解説をして見て下さいね。

へへへ、・・・嬉しいです。
え~~~と、
「丙」が太陽なので、2つ太陽があるのは、本来、ありえない事なので、(一)にしました。
でも、太陽が2つとは、「両雄、並び立たず」と言う感じでしょうか?
暑すぎますね~~~。元気、良すぎますね。

ほほほ、・・・・面白い例えだこと。
でも、その通りかも知れませんね。
陽干「丙」が日主で、隣の柱に「丙」がある事は、「丙」の持っている性質である、華やかさ、明るさ、気分屋さん的なところが加速するようになりますね。
一例ですが、 他の柱の「天干」、「地支」に 、「壬、亥、子」があれば、「水火激冲」に気を付ければ、足りない点を補って、とても良い命式になる可能性もあるのですよ。
また、巡運である「大運」、「歳運」に、それらが来た時もチャンスです。

時柱(生時)日柱(生日)月柱(生月)年柱(生年)
 
    
太陽
太陽

同じ干同士が隣り合う、それも「陽干」同士だと、その象意が強すぎる場合が、多くなりますね。
また、各柱の地支に、「火気」の十二支が多くなるのも、困った状態になりますね。
こういう場合、どうすれば、「丙」をやんわりと押さえられますか?

う~~~ん。
難しい問題ですね。

「水火激冲」をしないようにするとすれば、例えば、「木気」では行けませんか?

それでは、「木生火」となり、ますます燃えますよ。
また、火土同根の法則と言うのもありますから、「土気」も使えません。
となると、・・・・

火

残るは、「金気」ですね。
日主の比劫星が大きくなり過ぎた際には、「金気」が多くあれば、比劫星の剋す(攻撃する)力を利用して、比劫星を押さえると言う作戦ですね。

そうなんだ。・・・・
それにしても、昔の人たちは、偉大だなぁ、・・・・
干と干の関係を四文字熟語にして、その中に、様々な意味や内容を込めてるのって、本当に凄いですね。
次回も、また色々、教えて下さいね。
では、今日も有難うございました。

はい。
ひとつ分かると、また、次が知りたくなる。
それが、学ぶことが長続きする最大の秘訣ですからね。

次は、何にしましょうか?
私も、秘策を練らねばなりませんね。・・・・