【四柱推命】干と干の関係ー「四文字熟語」で覚えようーその6【同じ干同士にあると困った関係ーその2「両火成炎(りょうかせいえん)」】

四柱推命は、「十干」と「十二支」で成り立っている占術です。「十二支」も、各支それぞれが、「蔵干」と呼ばれる「干」を内包しています。故に、「十干」の「干」の理解に努めなければなりません。 今回の「干と干」の関係は、【同じ干同士にあると困った関係ーその2「両火成炎(りょうかせいえん)」】です。

弁天様、こんにちは。
今回は、どのような「干」と「干」の関係でしょうか?

ほほほ、・・・
では、早速、今回も、クイズから始めて行きますね。

干と干の関係で、次の空欄に入る漢字を、選択肢の中から選んで下さい。
両火成( )・・・丁と丁

選択肢・・・一、二、炎、珠

う~~~ん、・・・・?
たぶん、「丁」が火なので(炎)かなぁ?

正解ですよ。
では、解説をして下さいね。

はい。
②は、「丁」が「火」なので、2つ重なると大きくなるから「炎」となります。
「丁」は、元々の性質から見て、情熱、智慧を表します。
でも、陰干なので、2つ重なる、と言うことは、頭が良すぎて鋭すぎるかも知れません。
何か、以前の「乙ー乙」のように、あまり良くないような気もします。

時柱(生時)日柱(生日)月柱(生月)年柱(生年)
 
    
焚火
焚火

そうですね。
陽干、陰干とも、両方の重なりは、ブレーキが利きにくいものになりがちです。
「丁―丁」は、良い方に向けば、頭の良さを活かして学問、芸術などに、その才を活かせそうですね。
悪くすると、考えすぎ、真面目すぎることになるかも知れません。

本来なら、「丁」は陰干なので、隣にひとつ位なら、「丙」が有った方が良いのです。
また、他の柱の「天干」、「地支」に、「丁の火」が燃える燃料となる「木ー甲、寅、卯」があるといいですね。
また、巡運である「大運」、「歳運」に、それらが来るとチャンスですね。

そうなんですか。・・・
前回の「丙ー丙」の陽干同士と違い、「丁―丁」の陰干同士だと、捉(とら)え方が、また少し違うのですね。

干同士の関係は、主だった判定の仕方ですが、
「干」の数
「干」の陰陽の数
「干」が、通変星で、どこにあるか
「干」を「相生、相剋の関係」で見ると、どうなるか
「干」が、どの柱(年、月、日、時)に、集中しているか
「干」が、支合、干合しているかどうか
などによって、良い関係同士でも、その力を発揮できるかどうかは変わってきます。

また、日頃からお伝えしている「大運、歳運、人間関係」でも、吉凶の差が生まれます。

常に進んで行く「時間」と言うものを大事にして見て行かないとなりませんね。

それでは、このへんで。
また、お会いしましょう。