【四柱推命】干と干の関係ー「四文字熟語」で覚えようーその4【丙が及ぼす吉と凶の関係ーその2「黒雲遮日(こくうんしゃじつ)」】

四柱推命は、「十干」と「十二支」で成り立っている占術です。「十二支」も、各支それぞれが、「蔵干」と呼ばれる「干」を内包しています。故に、「十干」の「干」の理解に努めなければなりません。 今回の「干と干」の関係は、【丙が及ぼす吉と凶の関係ーその2「黒雲遮日(こくうんしゃじつ)」】です。

こんにちは、弁天様。
今日も、宜しくお願い致します。
僕、前回の五行の「火気」である「丙」について教えて頂いてから、今度は、逆に「丙」の凶となる場合の四文字熟語にも、物凄く興味が湧いてきました。
今日も、宜しくお願い致します。

はい、それでは、今日は「 丙が及ぼす凶の関係 」について学んで行きましょうね。

では、クイズですよ。
「 黒雲遮日(こくうんしゃじつ」 と言う四文字熟語がありますが、「丙」と「~」の関係を表していると思われますか?

「黒い雲が、日を遮る」ですか。・・・・

あ、「黒い雲」は、きっと、「水気」です。
となると、「水気」は、「壬」と「癸」だから、
え~~~~と、

「癸」です。「癸」は、「雨」だからです。

太陽
太陽ー「丙」
激しい雨
激しい雨

そうです。正解です。
「太陽ー丙」を、「雨ー癸」が遮り、輝けませんね。
また、逆に言うと、「雨ー癸」が、「太陽ー丙」に邪魔されて、上手く降ることが出来ませんね。

でも、もし、下のような命式があった場合、何を追加したら、お互いの関係を改善出来ますか?

日主が「丙」で、月干、時干のどちらかに「癸」がある場合:

 

時柱(生時)日柱(生日)月柱(生月)年柱(生年)
 
    

日主が「癸」で、月干、時干のどちらかに「丙」がある場合:

 

時柱(生時)日柱(生日)月柱(生月)年柱(生年)
 
    

う~~~ん。
「太陽ー丙」と「雨ー癸」が、上手く活かされるためには、何がいいんだろう?

何となくですが、
「木ー甲」とか、「畑ー己」が、良いと思います。

そうです。正解ですよ。
基本は、「太陽ー丙」の恩恵を受けるものを置き、3つでまとまる形にするのが、一番です。

太陽
太陽ー丙
激しい雨
雨-癸
木
木ー甲
太陽
太陽ー丙
激しい雨
雨-癸
畑
畑ー己

そうか、そうですね。
そういう方法がありますね。

弁天様が、良く仰る「大運、歳運、付き合う人たちとの人間関係」で、それが叶うようにすればいいのですね。

はい、私の考えが、だんだんお分かりになられてきていらっしゃるようで嬉しいです。

但し、あくまでも前回、述べたように、命式は、お一人ずつ違いますので、
四柱の柱の
「天干」に来た方が、良いのか。
「地支」に来た方が、良いのか。
なども、前回の事柄と併せて、お考え下さいね。

はい。

でも、本当に、「命式」を見る事は、単純な事では無いのですね。
僕も、複合的、総合的に、「命式」が見られるようになるまで、勉強します。
これからも、宜しくお願い致します。

はい、勿論ですとも。
次回、また、お会いしましょう。