【四柱推命】干と干の関係ー「四文字熟語」で覚えようーその11【 「互いの干が、少し気を付けなければならない」 関係ーその1「火焼珠玉(かしょうしゅぎょく)」】

四柱推命は、「十干」と「十二支」で成り立っている占術です。「十二支」も、各支それぞれが、「蔵干」と呼ばれる「干」を内包しています。故に、「十干」の「干」の理解に努めなければなりません。 今回の「干と干」の関係は、【 「互いの干が、少し気を付けなければならない」 関係ーその1「火焼珠玉(かしょうしゅぎょく)】です。

弁天様、こんにちは。
今日は、前回の続きで「玉(ぎょく)」に関する四文字熟語をお教えください。
何か、気になります。

ほほほ、・・・
構いませんよ。
今日は、反対の関係性では無くて、共に「互いの干が、少し気を付けなければならない」ものです。

では、宜しいですか?
「丁」と「辛」に於いて、「火( )珠玉」と言う四文字熟語がありますが、( )に入る漢字は何でしょうか?

ヒントは、無しですよ。

えぇ~~~?
困ったな。
「丁」は、「炎」だから、燃やすので「燃」かな?

まぁ、今回は全問不正解ですね。
ほほほ、・・・でも、考え方の方向性に間違いは無いのですよ。

では、「丁ー火」と「辛ー宝石」の関係ですが、宝石に熱を加える事になりますね。
その際、
焼→焼くと、形(性質)が変わること。
燃→燃えると形が残らないこと。
が、挙げられます。

日主「辛」を中心に考えると、時柱か月柱に「丁」があっても、完全に無くなる事はありません。
日主「丁」なら、 時柱か月柱に「辛」があると、 相手に影響を及ぼすと考えます。
そうすると、「焼」の方が、今回は相応(ふさわ)しくなります。
故に、 「火(焼)珠玉(かしょうしゅぎょく)」 が正解となります。

時柱(生時)日柱(生日)月柱(生月)年柱(生年)
 
    
時柱(生時)日柱(生日)月柱(生月)年柱(生年)
 
    
宝石
焚火

あ、そうか、そうなんですね。
何となくイメージ出来そうです。
アレキサンドライトなんて、熱で色が変わったりしますね。

日主が「辛」の人にとって、「丁」は、通変星で言うと、どの位置になりますか?

また、日主が「丁」の人にとって、「辛」は、どの位置になりますか?

金
火の模範五行

日主が「辛」ならば、「丁」は、官星。と言うことは、「丁」が多くなったり、多すぎると、仕事運や、女性の場合、結婚運などが、宜しくないと言うことでしょうか?

また、日主が「丁」ならば、「辛」は、財星。と言うことは、「辛」が 多くなったり、多すぎると 、財運や、男性の場合、女性との縁が、宜しくないと言うことでしょうか?

そうですね。
日主が「辛」ならば、官星からは、「剋される(攻撃される)」ので、大運、歳運で、「丁」が巡ってきたりする時は、注意しなければなりません。

日主が「丁」ならば、財星からは、「剋する(攻撃する)」ので、大運、歳運で、「辛」が巡ってきたりする時は、注意しなければなりません。

僕の日主は、そうじゃないから安心しました。
焼け焦げには、なりたくありません。

まぁ、また、そんな事を仰っておられるとは、・・・
前回も言ったではありませんか?
命式に無くとも、巡運の「大運」、「歳運」、付き合う人間関係で、今回のような四文字熟語になる可能性は、有りうるのですよ。
良い関係性の「干と干」、悪い関係性の「干と干」は、今まで見てきた以上に、たくさん有ります。今回のものが該当しなくとも、違うものが該当する場合だってありますよ。

まだまだ勉強が足りませんね。
次回までに、自学自習を積み重ねておいて下さいね。
宜しいですか?

はい、・・・・すみません。
自分勝手な事を言ってしまいました。

どんな干と干の関係性が、自分の命式にあろうとも、それが巡運の大運、歳運に来ようとも、人間関係で来ようとも、先ず理解して対処出来るようになりたいです!