【四柱推命】干と干の関係ー「四文字熟語」で覚えようーその13【壬を中心として見た関係ーその1「旺洋大海(おうようたいかい)」】

四柱推命は、「十干」と「十二支」で成り立っている占術です。「十二支」も、各支それぞれが、「蔵干」と呼ばれる「干」を内包しています。故に、「十干」の「干」の理解に努めなければなりません。 今回の「干と干」の関係は、【水気「壬」の組み合わせパターンーその1「旺洋大海(おうようたいかい)」】です。

弁天様、こんにちは。・・・
今日も、宜しくお願いします。
今日は、今までに無かった「干ー壬と癸」について教えて頂きたいです。
共に、「水気」ですし、智慧を表すものですよね。

はい、こんにちは。
そうですね。「水気」は、五行の中で「水、海、川、雨、冬、黒、智慧」などで表現されるものですね。
では、リクエストにお応えしますよ。
宜しいですか?

次の四文字熟語を完成させて下さい。
「壬と壬」=旺洋(   )・・・選択肢:大海、地流

今回は、全問正解を狙います。
答えは、「大海」です。「旺洋大海(おうようたいかい)」です。
壬は、大河や海なので、2つ合わさって、もっと大きい水=海になります。

ほほほ、・・・これは簡単でしたかしら?・・・
では、この「旺洋大海」の関係がある命式をお持ちの方がおられるとします。
気を付けねばならないことを、2点、挙げて下さい。

時柱(生時)日柱(生日)月柱(生月)年柱(生年)
 
    
ダム
ダム
太陽と海
太陽と海

あ、はい。
「旺洋大海」とは、壬が重なるので、広い海となるけれども、曖昧ではっきりしない様子とも取れます。

対策としては、
ひとつは、「壬ー水気」が多すぎて氾濫しないようにダム(堤防)を築いて水量をコントロールすることです。そのため、「戊ー土気」の力を借ります。「山明水秀(さんめいすいしゅう」になれば良いと思います。
もうひとつは、「壬ー水気」と相性の良い「丙―火気」を用い、「水火既済(すいかきせい)=輔映湖海(ほえいこかい)」の状態になれば良いと思います。

まぁ、素晴らしい解答ですね。
「壬」の暴走を抑えるための「戊」。
「壬」をより良くするための「丙」。
これらが、壬が日主の方で多すぎる際には、巡運(大運、歳運)、人間関係などで使えると良いですね。

今日は、良く頑張っておられます。
智慧を表す「水気」の四文字熟語は、次回もありますので、智慧を磨いて行きましょうね。

はい、次が楽しみです。
しっかり勉強しておきますね。

ほほほ、・・・その調子で居て下さいね。
次回、お会いするのが楽しみです。
それでは、さようなら。